二つの異なる素材を使用しているCOM-573 NTは、異素材を用いることから〝コンビネーションフレーム〟と呼ばれています。品番の〝COM〟はコンビネーションの〝COMBI〟が由来となっています。1950-60年代にはすでにコンビネーションのデザインが作られていましたが、当時はチタンなどはもちろん使われていませんでした。時代の変化は用いられる素材や技術の進歩により各段のクオリティーの向上を見せています。ただ、いくら技術の進歩が発達したとしても、機械では表現できない微細な質感や感覚は熟練の職人でしか表現できないことも重要なことではないでしょうか。まさにそんなマシンメイドの正確さと職人による熟練の技術が融合したモデルです。

クラシックフレンチスタイルの定番とも言えるクラウンパントシェイプを、掛けやすいサイズ感とバリエーション豊かなカラーラインナップで提案するBJクラシック COM-573 NT。フロントのブリッジはほどよいアクセントになってくれるとともに、サイドのテンプルは横顔の印象を崩さずすっきりとしたシルエットになっています。ボリュームを抑えた4mm厚のアセテート生地に仕上げることで軽やかな印象で明るく明快な雰囲気になります。角のエッジを丸く仕上げることで当時の〝まったり〟とした雰囲気を残しています。リラックスしたいプライベートなひとときにも、どんなシーンでも活躍してくれそうですね。チタンのほどよく馴染むホールド感は機能的にも優れたバランスです。ぜひこれからの季節の一本としていかがでしょうか？皆さまのメガネ選びのご参考にお役立てくださいませ。