ZEISS

岡山眼鏡店10周年別注モデル

別注モデル一覧

Special Lens Color MIZUKI

1846年より178年の歴史を誇るドイツの最高峰光学機器メーカーであるZEISS社との10周年を記念したコラボが実現。別注各モデルに5本限定で装備しています。希望ある未来を由来とし、縁起の良い翠と気高さを意味する葵を組み合わせたブルーグリーンのサンレンズMIZUKI(翠葵)。左右上端にはZEISS社と当店のロゴをレーザーで刻印したスペシャル仕様になっています。※レンズのみの販売はしておりません。

10 Questions デザイナーへ10の質問

10 Questions

Vincent Mathie氏 President

岡山眼鏡店の印象は?

岡山眼鏡店に初めて訪れたとき、コンサバティブな岡山という地でありながらオーナーの個性や店舗の雰囲気が非常にユニークで、素晴らしい個性が発揮されていると感じました。だからこそ、人の意見に左右されることなく、そのまま思うように突き進んでいっていただきたいです。

きっかけは?

もともとは写真関係の仕事に就いており、その後イギリスのセキュリティ会社に勤務していました。その時の上司がZEISSに関わる人物と友人関係にあり、縁があって日本でのこの仕事を紹介されました。運とご縁に導かれた結果だと感じています。

ブランドを取り巻く変化は?

就任当初は経営が少し難しい時期でしたが、ほどなくして回復し、現在は健全な状態にあります。しかしながら、ZEISSが持つポテンシャルは、日本市場ではまだ十分に発揮されていないと感じています。特にアジア圏、そして日本で、レンズの重要性をもっと認識していただく必要があります。この取り組みはまだ始まったばかりだと考えています。

影響を受けた作品や人はいますか?

ビジネススクール卒業後に3年間、お金がない中、妻と一緒に旅をしたときのことです。南米の奥深くの地に行った際に、帰るためにトラックに乗せてもらい、3日間を共にしました。トラックドライバーの彼は孤児で生まれ、母親にも見放されてしまって食べ物にも住むのにも困る、そんな苦労に満ちた人生を歩まれた方でした。3日間3000キロ走って1日だけ休む、そんな生活を繰り返しながら、「なんとかお金を貯めてヨーロッパに行くのが夢なんだ」と語った彼の「人にどう思われても気にするな、自分自身であり続けろ」という言葉は、40年経った今でも忘れられない、大切にしている言葉です。

大変な時はどんなとき?

セキュリティ会社時代、GM(ジェネラルマネージャー)として勤めていた時、親会社が破産をして会社を閉めることとなりました。自分ももちろん職を失うことになりますが、それよりも、どのように100人の従業員の転職を成功させるかというところが重要でした。最後の半年は非常にストレスの大きい時期でしたが、皆がきちんと転職をして生活が持続できるのを見届けてから閉める手続きに入れたのが、とても大変なときであると同時に非常にやりがいを感じた時間でした。経営をされている方はどなたも数字など気にするポイントもたくさんあると思いますが、やはり究極的に重要だと言えるのは従業員の雇用というところにあると思います。どのようにして守るのかというのが最大の責任であり、ストレスを感じる部分でもありますが、やりがいのある、面白味のあることだと思っています。

これからの展望は?

抱えている課題としては、消費者の皆様の眼鏡に対する意識の中で、レンズの比重が非常に低いところにあります。価格やファッションだけではない、「物を見る」というところにおけるレンズの重要性が軽視されてしまっていることに対して、その重要性をもっと広く知らしめることが大事だと思っており、我々の啓蒙活動、教育活動がこれからさらに重要になっていくと思っています。

尊敬する人や目標とする人は?

金子眼鏡の金子社長は、非常に影響力のある方です。フレーム製造の工場を経営され、事業を拡大し上場企業にまで成長させたその手腕には感服しています。また、ルクソティカ・オプティカルの小島社長も尊敬する人物です。新技術や情報を積極的に取り入れ、世界規模での視野を持ちながら活動されている姿には、大きな刺激を受けています。典型的な日本人の方のマナーである「謙虚で慎ましい」ということとはまた違った形で活躍される、皆さまのバイタリティには本当に驚かされます。

モチベーションの上げかたは?

クライシスモード、いわゆる危機的な状況に直面したとき、自然とモチベーションが高まります。一方で、安定期に入ると退屈してしまうこともあり、その意味では挑戦的な環境に身を置くことが性に合っているのかもしれません。

マイルール

ルールや規則といったものが嫌いなのでそのようなものはありません(笑)

お客様に伝えたいことは?

目から得られる情報というのはすべての感覚器官の約80%を占めていますが、そのことについてあまりにも重要性の認知度が低いと言わざるを得ません。眼鏡を選ぶ際には、価格やデザインだけでなく、自分に最適なレンズがどれであるかをもっと重視していただきたいと思っています。そのための情報提供やサポートを、これからも積極的に行っていきます。

一人ひとりのビジョンケア。
見ることは、単なる身体的な行動ではありません。視覚的な情報が目を通過する時、私たちはそれぞれ異なる体験をします。想像力を刺激し育むには、目で明瞭に見て、最高の視覚情報を得る必要があります。

あなたの視界は、最高のケアを受ける価値があります。なぜならば、あなたと同じ視覚体験が出来る人はあなた一人だけだからです。

ZEISSは、オーダーメイドの視覚ソリューションを提供します。単純に、ワンサイズではすべてフィットしないからです。

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