【MASUNAGA since 1905】GMS-119TSN 増永眼鏡 縄手|岡山眼鏡店

【MASUNAGA since 1905】GMS-119TSN 増永眼鏡 縄手|岡山眼鏡店

福井の本社で見つかった過去のモデルからインスパイア。脈々と受け継がれる創業者のスピリットが一本のカタチとなり登場です。

皆さま!こんにちは。岡山眼鏡店Blogでございます。いつも私どもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。初めてご覧いただきました皆さまには、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
本日のブログは、日本を代表する眼鏡メーカーでもあり、自社のオリジナルであるファクトリーブランド「MASUNAGA since 1905」を手掛ける増永眼鏡より、G.M.S.シリーズの2022FW最新作:GMS-119TSNのご紹介です。昨年発表されたGMS-119TSの「縄手」タイプです。1905年(明治38年)6月に創業した増永眼鏡。一貫して製造可能な自社工場は創業者である増永 五左衛門のスピリットが受け継がれ、職人たちの技術の継承のカタチが、いまのGMSシリーズの根源となっています。シンプルに美しいデザインとフォルム、そして、仕上がりの良さについ魅了されてしまうほど。ぜひ最後までごゆっくりご覧くださいませ。



MASUNAGA since 1905
GMS-119TSN

今回ご紹介しますGMS-119TSNは、2021FWでリリースされたGMS-119TSの縄手(巻手)タイプとして登場しました。フロントはGMS-119TS同様に、通称〝セル巻き〟と呼ばれるフレームリムのアウターにプラスチックが巻かれたもの。チタンフレームの組み合わせによるコンビネーションフレームです。オーバルラウンドのシェイプは柔らかな表情とクラシックな個性をも感じる形です。ブリッジに配されたプラスチックが特徴付けるアクセントになっています。福井の本社兼工場で見つかった1本のメガネから着想を得たGMS-119TS。おそらく昭和初期から中期にかけてのモデルとのことです。詳しいことが分からないのが残念ですが、ヴィンテージ感の深いオーセンティックな雰囲気の高いものですね(下写真)。



そのオリジナルにより近い、縄手(巻手)タイプでリリースされたGMS-119TSN。縄手部分は写真ではおそらくセルロイドで作製されているものと推測されますが、GMS-119TSNではチタンで作製。縄手部分は一本ずつ細かく巻くように作ることでこの柔軟性を引き出すことが可能ですが、技術が進んだ現代においても非常に難しい技法の一つです。フレームにはチタニウムを使用。耐久性や軽量性など長くご愛用いただけるものとなっています。度あり(度付き)レンズも可能です。ユニセックスタイプ。現代と過去を融合し全く新しいスタイルとなりました。ぜひこの機会に店頭でお試しくださいませ。





BRAND : MASUNAGA since 1905
MODEL : GMS-119TSN
SIZE : 44□21-150
COLOR : 29 Black / GP
PRICE : ¥51,700(in tax)
made in Japan
在庫数などご質問は、ブランド名・モデル名などをご記入の上、
メールまたは電話にてお気軽にお問合せください。
(※写真では実際のカラーリングと異なって見えることがありますのでご注意ください。)

 

 

 

MASUNAGA since 1905 G.M.S.

世界でも有数の眼鏡産地として知られる日本・福井を、メガネを産業と見据え礎を築いた増永 五左衛門。その増永 五左衛門が創業した増永眼鏡の始まりは1905年、明治38年のことでした。当時の福井は主に農業など第一次産業が主となっているころ。産業革命が起こり日本の産業構造の変革が進んでいた時代でした。そんな福井に産業を興すため尽力を尽くした人物が、増永眼鏡創設者である増永 五左衛門でした。


時が過ぎ1933年(昭和8年)、昭和天皇が福井の地を訪れた記念に献上された3本の眼鏡。


(昭和天皇献上品、増永眼鏡本社に保管されている同モデル)



セルロイド製2本と20K金無垢1本のフレームは、職人が毎日禊をし、白装束に着替え、工房にこもり製造、仕上がったものでした。その工房には創業者である五左衛門でさえ立ち入ることが出来ない特別な神聖な場所だったと言います。

(写真中央・増永 五左衛門と職人)


このとき作られたフレームは実はそれぞれ1型2本ずつあり、献上された3本の他、それぞれ1本ずつは増永眼鏡本社に大切に保管されています。私ども岡山眼鏡店スタッフ全員で増永眼鏡本社を訪問した際に実物を拝見させていただきました。増永社長から「ぜひお持ちになってみてください」と言ってくださいましたが、感動と興奮のあまり触れることさえ出来ませんでした。まだ天皇が〝神〟として崇められていた時代。その当時の職人たちは並大抵では計り知れないプレッシャーを感じていたはず。そんな中でも当時の最高品質の〝眼鏡〟を作り出した職人たちのスピリットと、あくなき技術への欲望を現代に繋ぎ蘇らせるため、2007年に創業者の名を冠したコレクション「MASUNAGA G.M.S.=GOZAEMON MASUNAGA SPECTACLES」を発表、現在に至るG.M.S.シリーズの原点となっています。


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最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
皆さまいかがでしたでしょうか?
ぜひこの機会にこれからのメガネ選び・サングラス選びのご参考にもしてみてくださいね。
当店はMASUNAGA since 1905 / MASUNAGA G.M.S. / 増永眼鏡製品を安心して購入できる正規取扱店です。
度無しレンズの入れ替え・交換や度付きレンズ、遠近両用レンズなど累進レンズにも対応いたしております。
皆さまお気軽にお立ち寄りくださいませ。


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