新ブランド【American Optical アメリカンオプティカル】取扱いがはじまります。|岡山眼鏡店

新ブランド【American Optical アメリカンオプティカル】取扱いがはじまります。|岡山眼鏡店

現存する世界最古の眼鏡メーカー「American Optical」。

過去の栄光に囚われず、現在と未来へ向けて飛び立ちます。
皆さま!こんにちは。岡山眼鏡店Blogでございます。いつも私どもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。初めてご覧いただきました皆さまには、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
本日のブログは、現存する世界最古の眼鏡メーカーとして知られる「AMERICAN OPTICAL アメリカンオプティカル(以下、AO)」が、岡山県内初の取扱い店としていよいよ私ども岡山眼鏡店にお目見えします。これまで私たち岡山眼鏡店ではAOヴィンテージやAOフレーム、AOサングラスの一部取扱いをしておりましたが、ORIGINAL PILOT、GENERAL、SARATOGAやTIMESなど往年の名作コレクションをAO自社工場で復刻、リローンチコレクションとしてスタートいたします。



AOは1833年、マサチューセッツ州サウスブリッジに創設者William Beecher ウィリアム・ビーチャーにより創業しました。アメリカで最初の眼鏡製作を始めただけでなく、入手しやすい素材を用いた眼鏡開発に取り組みコストを削減。様々な特許取得の技術により、多くの人々にメガネが手に入れやすい状況をつくりたいというビーチャーの願いは大きく実現します。

(William Beecher ウィリアム・ビーチャー)

1874年には初のリムレス(3ピース)フレームの製造もされています。1800年代後半にはすでに従業員数約800人、年間約200万本のフレームと年間約300万ペアのレンズ生産に達する巨大企業に成長。1914年には軍パイロットのためにフライトゴーグルを供給した最初の企業となり、そのデザインは後のアビエイターサングラスの原型ともなっていきます。

(AO GENERAL)



1914年に始まった第一次世界大戦には1917年からアメリカが参戦。このことが戦況を大きく左右することになりましたが、このときAOは簡易的に度あり(度付き)加工ができる仕組みを開発し、戦場での兵士の日常的なメガネ需要を支えました。アメリカ陸軍の軍人でありパイロットのJames Harold Doolittle ジェイムズ・ハロルド・ドーリットル(ジミー・ドーリットル)は1922年、フロリダからサンディエゴまでを所要時間約21時間で飛ぶ、初の大陸横断飛行を達成。彼はこのときにAOのフライトゴーグルを着用していました。1930年、テンプルをレンズサイドの上部に取り付けることで、周囲の視野を広くさせる「Full View フルビュー」を開発。当時、革新的なデザインとして瞬く間に注目を集めます。1935年には飛行士(=AVIATOR アヴィエイター)専用にデザインされたサングラスの供給でアメリカ空軍と契約を締結。クラシックなアヴィエイターシェイプの誕生はRayBan レイバンが誕生する2年前のことでした。1939年から始まった第二次世界大戦中には約500万本のサングラスと約1000万本のゴーグルを軍に供給。また、ポラロイド社との共同開発により、光線を和らげるレンズを装備したサングラスを開発、これが最初の偏光サングラスの誕生となりました。

(CBS NEWS)


大戦中は連合国総司令官、後の第34代アメリカ合衆国大統領となったDwight David Eisenhower ドワイト・デイヴィッド・アイゼンハワー、第35代大統領であるJFKで知られるJohn Fitzgerald Kennedy ジョン・フィッツジェラルド・ケネディなどAOサングラスやメガネを愛用していたことで有名です。

(AO ORIGINAL PILOT)



1958年にはアメリカ軍向けに「FG-58」を開発。強度を高めるダブル(ツー)ブリッジに、ヘルメット使用時にも快適な装着が可能になるよう平たいストレートテンプルを採用するなど、アイコニックなスタイルは現在のORIGINAL PILOTにも受け継がれています。

(Astro Arts)


1969年には人類初の月面着陸に成功したアポロ11号のクルー全員にFG-58は供給され月面に到達しました。当時のオリジナルパイロットはいまでもスミソニアン博物館に永久展示されています。

(amazon TAXI DRIVER)


また、1976年に公開されたマーティン・スコセッシ監督のアメリカ映画『Taxi Driver タクシードライバー』では、主演のRobert De Niro ロバート・デ・ニーロがORIGINAL PILOT(FG-58)を着用していたりと、着実に浸透していることが伺えます。現在はイリノイ州・シカゴに生産拠点のすべてが集約されています。そして、日本国内では2021年(本国アメリカでは2020年)、ORIGINAL PILOT、GENERAL、SARATOGA、TIMESを携え、リローンチコレクションとして新たな一歩を踏み出しました。



ぜひこの機会に皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。


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最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
皆さまいかがでしたでしょうか?
ぜひこの機会にこれからのメガネ選び・サングラス選びのご参考にしてみてくださいませ。
当店はAmerican Optical / アメリカンオプティカル製品を安心して購入できる正規取扱店です。
度無しレンズの入れ替え・交換や度付きレンズ、遠近両用レンズなど累進レンズにも対応いたしております。
皆さまお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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