④『ZEISS ドイツツアー2019』に行ってまいりました。【ZEISS本社工場視察見学ツアー in Oberkochen】Day4 & Day5|岡山眼鏡店

2019.12.31 / ZEISS ツァイスレンズ

皆さま!こんにちは。岡山眼鏡店Blogでございます。いつも私どもブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。初めてご覧くださいました皆さまには、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

ドイツが誇る世界的光学機器メーカー「ZEISS ツァイス」。ドイツ・ベルリンで開催されましたイベントに私ども岡山眼鏡店も参加してまいりました。その模様を【Sightseeing in Berlin】Day 0-2、【ZEISS VISION EVENT #Seeingbeyond Convention 2019 in Berlin】Day 2 & Day 3、【ZEISS本社工場視察見学ツアー in Oberkochen】Day 4 & Day 5に分けてダイジェストでリポートしたいと思います。今回は【ZEISS本社工場視察見学ツアー in Oberkochen】Day 4 & Day5をお送りします。ぜひ最後までごゆっくりご覧くださいませ。

 

【ZEISS本社工場視察見学ツアー in Oberkochen】
Day 4

昨日までの『ZEISS Convention 2019』の余韻を残しつつ、本日は朝よりオーバーコーヘンにあるZEISS本社に移動です。

 

ベルリン入りしたテーゲル空港から国内線で一路Stuttgart シュツットガルト空港へ向かいます。

 

機内誌にはベルリンの壁崩壊の特集が組まれており、30年という節目でもあることからドイツやヨーロッパでも注目されているのでしょう。

 

約一時間半のフライトはあっという間にシュツットガルトへ到着です。

 

シュツットガルトと言えば、Mercedes メルセデスやSMART スマートなどを販売するDaimler AG ダイムラー本社がある場所でも有名です。その本社はシュツットガルト空港の目の前。メルセデスミュージアムもあり、こちらは明日の最終日に訪問予定です。

 

こんなにのどかな風景を見ながらの移動です。とっても田舎な空気感が良い感じです。

 

シュツットガルト空港からバスで約一時間ほどでオーバーコーヘンにあるZEISS本社に到着です。

 

本社内にはZEISS MUSEUM ツァイスミュージアムが併設されており、こちらは予約さえすれば誰でも見ることができるということです。ぜひ皆さまも行く機会がありましたらぜひ!!

 

ツァイスミュージアムではまずはやはりこのお二人の紹介から始まります。

 

創設者であるCarl Zeiss カール・ツァイス氏。1846年にJene イエーナで創立しました。

 

そして、1865年からカール・ツァイス氏とともに研究・開発に携わるErnst Abbe エルンスト・アッベ氏。ツァイス氏の死後はZEISS代表として在任します。

 

MICROSCOPES マイクロスコープから始まったZEISS。これまでの系譜が壁一面に示されています。

 

ミュージアム内には同時にこれまでの製品も見ることができ、当時の府に気を感じることができます。

 

細かな説明はここでは割愛しますが、第二次世界大戦後の1945年には西側諸国と東側諸国でドイツは分断され、創業地であるイエーナは東側の〝CARL ZEISS JENA〟として、ここオーバーコーヘンには〝ZEISS West Germany〟として西側に存在することになります。

 

1990年のベルリンの壁崩壊は東側・西側の両ZEISSにも影響を与え、一つの成長力のあるもとのカタチへとなっていきます。

 

 

ミュージアム内にはこれまでのZEISS製品とともに現在活躍中の製品も見ることができます。その中でひと際目立つサイズ感と存在感を醸し出していたのがこちら!!

 

天井にセッティングされているこの光学機器は「Starlith® 1000」と呼ばれる半導体製造に関わるもの。ZEISSの光学テクノロジーは急速に発展しているマイクロチップの大容量化、高集積化に加え、小型化、薄型化に極めて重要な役割を担っています。

 

そのような光学機器の世界を牽引するZEISSの技術は世界中の科学者や研究者にも愛用されています。

 

2008年(平成20年)、「緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見と開発」によって、Roger Tsien ロジャー・チェン氏、Martin Chalfie マーティン・チャルフィー氏らとともにノーベル化学賞を受賞したOsamu Shimomura 下村 修氏。

 

そして、2012年(平成24年)、「成熟細胞が初期化され多能性をもつことの発見」により、Sir John B. Gurdon ジョン・B・ガードン氏とともにノーベル生理学・医学賞を受賞したIPS細胞研究の権威であるShinya Yamanaka 山中 伸弥氏。

 

過去には、炭疽菌、結核菌、コレラ菌の発見者で、1905年(明治38年)、結核に関する研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞したRobert Koch ロベルト・コッホ氏や、相対性理論で有名なAlbert Einstein アルベルト・アインシュタイン氏は1921年(大正10年)、光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によってノーベル物理学賞を受賞。彼らが研究・開発に用いた一光学機器はZEISSの技術によってもたらせていました。

 

また、1904年(明治37年)から始まった日露戦争では、連合艦隊司令長官であったHeihachiro Togo 東郷 平八郎氏が、日本海海戦で世界屈指の戦力を誇ったロシア海軍の第2・第3太平洋艦隊「バルチック艦隊」を破り勝利。このニュースは直ちに東郷氏の名前とともに世界中に伝えられ、「Admiral Togo 東郷提督」として広く知られるようになりました。この海戦の際に東郷氏が使用していたZEISSの双眼鏡は、この戦局を左右する結果を生み出したものになったと言われています。

 

 

さらに、1969年(昭和44年)のアポロ11号による人類初の月面着陸では、この活動記録や映像を未来へ残す偉業を果たしました。ZEISSの宇宙用カメラレンズが歴史を語る一つの証となっています。

 

 

メガネの歴史を語る上で貴重なヴィンテージフレームがずらりと展示!!

 

ずっと見ていても飽きないほどの圧巻のコレクションです。

 

ここで本社・ミュージアムを後にし移動。ほどなくして到着は世界各地に拠点があるMeditecグループの本社機能であるCarl Zeiss Meditec AGです。屋内での写真撮影が全面禁止のためお伝えすることができませんが、こちらでは眼科をはじめ、脳神経外科、形成・整形外科、脊椎外科、耳鼻咽喉科、歯科、産婦人科といった診断や手術における医療関係機器を設計・製造・陳列紹介がされていました。

 

 

その奥には半導体製造技術に関わるCarl Zeiss SMT GmbHと、顕微鏡製造技術に関わるCarl Zeiss Microscopy GmbHの建物があります。ここオーバーコーヘンにはZEISSグループの基幹をなす部門が広大な面積の中に点在しており、まさにZEISSの町でもあります。

 

本日のスケジュールはここZeiss Meditec AGで終了。オーバーコーヘンからすぐの主要な街であるAalen アーレンがこの日の宿泊地になります。

 

アーレンはローマ人の城砦近くのアレマン人の村落から発展し、1360年に帝国都市になりました。現在のアーレンはバーデン=ヴュルテンベルク州シュツットガルト行政管区オストアルプ郡の郡庁所在地で、機械製造、光学機器、製紙業、情報産業、繊維業が経済構造の基盤になっており、人口67,000人の中級中心都市になっています。

 

街の中には鐘楼があり、通りがかった際にはちょうど鐘が鳴るタイミングでした。

 

この日のアーレンでの夕食でもドイツビールで乾杯です!

 

夜の街並みはおとぎの国かテーマパークかのような美しさでした!!

 

 

【ZEISS本社工場視察見学ツアー in Oberkochen】
Day5

ドイツでの最後の朝も快晴!!この日はZEISSレンズ工場視察からスタートです。

 

まずは、ZEISSレンズ生産の拠点となっている工場へ。この工場はZEISSの中で最も古いプラスチック製レンズを製造しています。

 

自由曲面のフリーフォーム技術のパイオニアであるZEISSの、フリーフォームのみの生産をしており、工場内部は残念ながら写真撮影は一切禁止。工場外の一部のみの許可でした。

 

1956年に操業を開始したこちらの工場では1日に約1万5千枚、プログラマーを含め約1,000人が従事しています。クリーニング製造工程では、作業者の安全や健康に配慮し、工場内にはラバーグローブ、ハンドクリームなどを常備、塵埃を除去するため特別な空間でレンズ表裏それぞれ別工程で行われます。また、〝色が変わるレンズ〟で人気の調光レンズの工程は同じ敷地内の別の施設でなされています。さらに、レンズコーティングはいくつもの層になっており、例えばその薄さを443mのエンパイアステートビルで例えると、素材の厚さが443m、ハードコーティングが43cm、反射防止ARコートが8cmで、イオンにより、より密に、よりしっかり密着し、より薄く仕上げることができます。

 

レンズ工程を簡単にご説明すると、まず、眼鏡店でお客様がお選びになられたオーダーは、オンラインデータとしてZEISSに送られ、製造に必要な計測データとして出力、ジョブチケットデータとともに製造ラインに流れます。次に、必要なマテリアル(屈折素材)をピックアップし、(累進)外面カーブを決定。ブロッキングから内面研磨、ポリッシングを施します。ここで正確なレンズマークをレーザーエングレービングされ、ブロッキングが外されます。その後、非常に重要な工程であるクリーニングから検品、カラーなど染色が必要な場合はここで工程が加わります。また、コート剤が入ったものに浸けハードコーティングされ、ドームの中で回りながらARコート、帯電防止コートなどが施されます。最終検品ではキズはもちろんのこと、度数検査、ISO基準や独自の検査基準も設けており、目視だけでなく機械的に検査されています。ジョブチケットに基づきレンズ袋に印字、データ情報をプリントアウトし、各眼鏡店へ送られ、そして、お客様の元へお渡しされていきます。

 

工場内での説明を受けた後は全員で記念撮影です。

 

この後はのどかな田園風景を眺めながら一路シュツットガルトへ向かいます。

 

やや霧が残っていましたが、時間が経つにつれ晴れ間がのぞくようになってきました。

 

 

クルマで約1時間半ほどでシュツットガルトに到着。

 

昨日到着したシュツットガルト空港の目と鼻の先にあるのが世界の自動車業界を牽引するDaimler AG ダイムラー本社。Mercedes Benz メルセデスベンツやSMART スマート、Maybach マイバッハや日本の三菱ふそうトラック・バスも傘下企業の一つです。

 

その隣にはMercedes Benz Museum メルセデスベンツミュージアムがあり、広場にはMercedes AMG G-Class(Gelande Wagen)が整列。

 

さらに、ミュージアム入口にはNATO軍で採用されている軍用車両が迎えてくれていました。

 

 

1834年生まれのGottlieb Wilhelm Daimler ゴートリープ・ヴィルヘルム・ダイムラー、1844年生まれのKarl Friedrich Benz カール・フリードリッヒ・ベンツ、そして、1846年生まれのWilhelm Maybach ヴィルヘルム・マイバッハは、同時代の自動車の黎明期に大いに貢献を果たしました。ダイムラーとマイバッハは共に生涯に渡るビジネスパートナーとして夢を抱いでいた間柄でしたが、ベンツとは互いのことは知らない存在で、偶然にも同じような発明をしていたものの、ベンツが先に特許を取得したことから、世界初の実用的なガソリン動力自動車の発明となっています。

 

1926年にはダイムラー社とベンツ社が合併し、Daimler-Benz AG ダイムラー・ベンツ社となります。そして、2007年にはChrysler クライスラー社との協業をを解消し、ダイムラー社となります。

 

ミュージアム内にはその時代を飾った歴代のモデルが時代順に配置され、見る人々を釘付けにしていました。

 

同じシュツットガルトにはPORSCHE ポルシェミュージアムもあり、クルマ好きの方にはたまらない街です。ドイツには他に、Munchen ミュンヘンのBMWミュージアムやInngolstadt インゴルシュタットのAUDIミュージアムもあり、多くの観光客やクルマ好きの方々を魅了しています。

 

そして、このツアーの最後の移動はFrankfurt フランクフルトにある空港へ向け、シュツットガルト中央駅からフランクフルト空港駅へ、ICE(イーツェーエー、Intercity-Expressの略)と呼ばれる高速列車(日本でいう新幹線のようなもの)に乗車です。

 

車窓からの景色を楽しみながらの約2時間弱の乗車は快適であっという間にフランクフルト空港駅へ到着です。

 

ドイツ最大規模の国際空港であるフランクフルト空港はロンドンのヒースロー空港やパリのシャルル・ド・ゴール空港と並ぶヨーロッパの国際線のハブ空港でもあります。

 

1836年にライン=マイン空港およびライン=マイン空軍基地として開設され、第2次世界大戦中はドイツ第2の空港として活躍。大戦後はベルリン空輸で西ドイツ政府の主要な輸送基地として使用されました。1972年に乗客用の新ターミナル(ターミナル1)が築かれたことが国際的なハブ空港としての始まりとなります。

 

私たちが利用したのは1994年にオープンしたターミナル2で、近代的な構造と美しさを感じることができました。また、利用者数が増加していることから今後はターミナル3の建設も予定されているようです。

 

予定通り、日本へ向け飛び立ちます。今回のドイツで学んだこと、感じたことを店舗作りに還元し、お客様にフィードバックできるように努めたいと思います。そして、ご一緒させていただきました皆さま、ツァイスのスタッフの方々には本当にお世話になりありがとうございました!!

 

Danke schön!

 

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最後までお読みくださり誠にありがとうございました。
皆さまいかがでしたでしょうか?
ぜひこの機会にこれからのメガネ選び・サングラス選びのご参考にもしてみてくださいね。
当店はZEISS / ツァイス製品を安心して購入できる正規取扱店です。
度無しレンズの入れ替え・交換や度付きレンズ、遠近両用レンズなど累進レンズにも対応いたしております。
皆さまお気軽にお立ち寄りくださいませ。

 

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